
平成20年4月から、40歳から75歳までのすべての被保険者と被扶養者に対して、内臓脂肪による肥満(メタボリックシンドローム症候群)に着目した、生活習慣病予防のための健診・保健指導が実施されています。
近年「メタボリックシンドローム」という言葉が急速に広まり、『太った人』=『メタボ』の意味で使われることも多くなりましたが、メタボな状態は太った見た目だけでなく、さまざまな病気を併発しやすい状況となり、私たちの体や生命にとってとても深刻な問題なのです。
まだまだ遅くはありません!今こそメタボについて学び、しっかり対策をしましょう。
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪症候群とも呼ばれ、内蔵に脂肪が蓄積された状態に加え、高血圧や糖尿病、高脂血症のうちいずれか2つ以上を併せもった状態を言います。
内臓に脂肪がたまると高血圧や糖尿病、高脂血症などの生活習慣病を併発しやすくなり、この状態は心筋梗塞や脳梗塞などの原因となる動脈硬化を急速に進行させてしまいます。
問題なのは、肥満・高血圧・糖尿病・高脂血症などの個々の症状は軽くても、重なることで病気のリスクが一気に加速することなのです。
おなかの内臓のまわりに脂肪がやまるタイプの肥満で、メタボリックシンドロームとなる危険な肥満です。
皮下の下にある組織に脂肪がたまるタイプの肥満で、主に女性に多くお尻から太ももにかけての下半身に多く脂肪がつきます。
メタボリックシンドロームの主な原因である内臓脂肪は、皮下脂肪と比べてたまりやすく、減りやすいという特徴があります。 ですから、たまる原因となっている食べ過ぎや運動不足などの不健康な毎日の生活習慣を改善することで、内臓脂肪を減らしていきましょう。

内臓脂肪を減らすには『食生活』と『運動不足』のどちらも改善することが大切です。 日常生活の運動量を増加させれば消費カロリーは増えますが、その分お腹が空いて食べたくなってしまうもの。 また、食事のみの減量では必要な栄養素とらずに筋肉も減り、結局リバウンドしてしまったなんていうことも…。 「食事だけ!」「運動だけ!」ではなく、どちらも無理せずバランスよく時間をかけて行いましょう。
管理栄養士:橋口麻衣子