1.健康素材の大麦若葉とは?

大麦若葉とは大麦が実をつける前の若葉の状態のものを言います。大麦はイネ科の植物で、日本では奈良時代には広く栽培されていました。

代表的な穀物として食されている大麦は、味噌や醤油の原料として、またビールや麦茶などとしても親しまれています。 大麦以外にもイネ科の植物には笹や竹などがあり、人だけでなくパンダやゴリラなどの動物にも主食として食べられています。 ではなぜイネ科の植物は人や動物に多く食されているのでしょうか。 理由の1つには大麦の「安全性」があります。

〔安全な大麦若葉〕

イネ科の植物は、植物に含まれていることも多い毒性物質「アルカロイド」を含みません。 アルカロイドは窒素を含む特殊な成分で、ニコチンやモルヒネなどもアルカロイドの一種です。 また大麦は毒性物質を含まないことに加え、毒に対しても強いという特徴を持った安全な植物です。

2.大麦若葉の豊富な栄養素

ビタミン

ビタミンは体内の機能を調節したり維持したりするためには欠かせない微量栄養素です。

ビタミンは体内で必要量が合成できず、不足すると欠乏症を起こしてしまいますが、 現代の食の乱れやストレス社会などにより、潜在的に不足していると言われています。

大麦若葉には驚くほどのビタミンが含まれています。体内に不可欠とされるビタミンは 全13種類ありますが、大麦若葉にはビタミンAとなるカロチンやビタミンB1、 ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、ナイアシンなど多種類にわたって含まれています。


大麦若葉に含まれるビタミン量は下図のように各食品類に比べても郡を抜いています。

ミネラル

ミネラルとは金属元素のことで、ビタミンと同様に体の機能の調整や維持に欠かせない微量栄養素です。

ミネラルがなければ人の活動は成りたたないほど重要で、体内では生成されないために日々の食生活で摂取する必要があります。

鉄は血液を作り、カルシウムとリンは骨を作ります。亜鉛が不足すると糖尿病の原因にもなり、ミネラルをバランスよく摂ることはとても大切です。


大麦若葉に含まれるミネラル量は下図のように栄養豊富なほうれん草に比べても郡を抜いています。

古くから人々の主食としても食されてきた大麦ですが、それまで食品として注目されていなかった成長段階である若葉に、 他の食材と比較しても群を抜く栄養素が含まれていることがわかったことは現代になってからです。

その後大麦若葉は健康補助食品である青汁の原料としても使われるようになりました。